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穂高神社の見どころ|御朱印6種類・参拝時間・アクセスと駐車場

穂高神社は、JR大糸線・穂高駅から歩いてすぐの場所にある安曇野を代表する神社です。ところが「見どころ」「御朱印」「アクセス」を調べようとすると、意外と手間取ります。公式サイトのアクセス案内は画像で作られていて文字として読み取れず、御朱印も「500円」とだけ書かれた紹介記事が多いからです。実際には御朱印は種類によって初穂料が違い、季節限定のものも定期的に頒布されています。

このページでは、穂高神社公式サイト・上高地公式サイト・安曇野市観光協会で確認できた情報だけを使って、境内の見どころ、御朱印とお守りの種類と初穂料、参拝時間、電車と車それぞれのアクセスと駐車場の扱いをまとめました。現地の雰囲気を語るのではなく、出かける前に決めておきたいことを判断できる形で整理しています。

目次

結論|穂高神社に行く前に押さえる5つのこと

  • 境内の参拝は24時間できるが、社務所は8時30分〜17時。御朱印とお守りの受付は9時〜17時なので、早朝や夕方に着くと参拝しかできない
  • 御朱印は6種類ある。本宮・道祖神・穂高霊社・月詣・奥宮・嶺宮で、初穂料は嶺宮の1,000円以外すべて500円。郵送は行っていない
  • 奥穂高岳山頂の嶺宮に登らなくても、嶺宮の御朱印はいただける。境内の嶺宮遙拝社にお参りした人にも頒布されると公式が明記している
  • 境内の参拝そのものに料金の案内はない。有料なのは資料館の御船会館(大人300円)と、上高地にある奥宮・明神池(大人500円)
  • 穂高駅から神社まではおよそ250m。参拝者用の駐車場もあるが、公式は台数も料金も公表しておらず、参拝・ご祈祷以外の長時間駐車は断られている

安曇野のほかの神社やお寺もまとめて回りたい場合は、安曇野の神社・パワースポットめぐり10選で有明山神社や松尾寺、満願寺なども含めた組み立て方を紹介しています。このページは穂高神社1社に絞った内容です。

参拝時間・料金・御朱印の早見表

項目内容
所在地長野県安曇野市穂高6079
電話0263-82-2003
参拝24時間
社務所受付8:30〜17:00
御朱印・お守り授与9:00〜17:00(社務所・授与所)
ご祈祷9:00〜16:30(予約不要・受付順・所要30分ほど)
参拝料料金の案内なし
御船会館(資料館)9:00〜16:30/大人300円・中高生200円・小学生100円(0263-82-7310)
奥宮・明神池(松本市上高地)4月17日〜11月15日/6:00〜日没/大人500円・小学生200円
アクセスJR大糸線 穂高駅から約250m

ひとつ注意点があります。ご祈祷の受付時間は、公式サイトの中で表記が分かれています。「ご参拝のご案内」のページには午前9時〜午後4時30分とあり、Q&Aのページには「受付時間の9時から16時までの間に来ていただければ」と書かれています。ご祈祷が目的で夕方に着く予定なら、電話で確認してから向かうのが確実です。参拝や御朱印だけであれば17時までで問題ありません。

また、祭典や結婚式がある場合は式の前後30分ほどご祈祷を受けられません。受付できない日時は公式サイトのご祈祷カレンダーに掲載されています。

境内の見どころ8か所

穂高神社の境内はそれほど広くありませんが、御神木と石造物に見どころが集中しています。順番に見て回っても30分ほど、御船会館まで入ると1時間前後が目安です。

①本殿三殿と若宮・別宮|祀られているのは6座

「穂高神社は何の神様を祀っているのか」は検索でもよく聞かれる質問ですが、公式サイトによれば祀られているのは1柱ではありません。

  • 中殿……穂高見命(ほたかみのみこと)
  • 左殿……綿津見命(わたつみのみこと)
  • 右殿……瓊瓊杵命(ににぎのみこと)
  • 別宮……天照大御神
  • 若宮……安曇連比羅夫命(あづみのむらじひらふのみこと)
  • 相殿……信濃中将(御伽草子の「ものぐさ太郎」)

主祭神の穂高見命は海神族の祖神とされ、その後裔である安曇族は北九州で海運を司っていたと伝えられます。海のない信州の神社に海の神が祀られているのはこのためで、古くは海上安全、現在は交通安全の神として信仰されています。延長5年(927年)に選定された延喜式神名帳では名神大社に列せられており、日本アルプスの総鎮守とも呼ばれます。

②健康長寿道祖神|ステンレス製は日本でここだけ

境内で写真を撮る人がいちばん多いのがこの道祖神です。安曇野には約400体以上の道祖神があり、単体の市町村としては日本一とされていますが、そのほとんどが石造りのなかで、この一体だけがステンレス製。公式サイトは「ステンレスで作られた日本唯一の道祖神」と説明しています。

長野県が平成25年に長寿日本一と認められたことを記念して、地元在住のステンレス彫刻家・中嶋大道氏が制作したもので、ステンレスの変わらぬ輝きのように健康長寿でありますようにという願いが込められています。翁と媼が笑顔で寄り添う像で、握手している部分をなでる「手撫で詣り」が行われており、健康長寿に加えて夫婦円満・縁結びの御利益があるとされています。

③孝養杉|名前の由来まで知ると見え方が変わる

神楽殿の横に立つ樹齢500年以上と推定される杉の大木です。多くの紹介記事は「樹齢500年の御神木」で終わってしまいますが、「孝養杉」という名前には由来があります

大正10年頃、まだ10代だった穂高柏原在住の高木董江(すみえ)さんが、母親の病気平癒を願って丑三つ時に白装束でお参りを続けたところ、それ以降母親の病気が良くなった——という話が氏子の間で広まり、いつしか孝養杉と呼ばれるようになったと公式サイトは伝えています。資料館の御船会館に収蔵されている昭和初期の御船祭りの絵にも、大きな杉が描かれています。

④若宮西のケヤキ|川端康成・井上靖・東山魁夷が仰ぎ見た木

神楽殿の北側、末社の祠が並ぶ若宮の西側にある欅の老木で、樹齢は500年を優に超えると推測されています。平成20年10月29日に安曇野市指定文化財となりました。目通りの周囲4.2m、高さ18m、枝の広がり20mという大きさです。

この木には文学上のエピソードがあります。昭和45年5月、川端康成・井上靖・東山魁夷がそれぞれ夫婦そろって参拝した際、若葉の茂るこの木を仰ぎ見て絶賛したと伝えられています。さらに昭和46年7月には井上靖が「けやきの木」という題の小説を発表し、作中に穂高神社の欅として登場します。

⑤大門のケヤキと表参道

穂高神社の表参道は「大門通り」と呼ばれ、創建以来の参道とされています。参道の南側は欅の並木で、市穂高支所入口の欅は樹齢500年以上ともいわれ、こちらも平成20年10月29日に市指定文化財となっています。高さ8m、目通りの周囲6m。江戸時代の東大祝文書には「欅が生えている土手の所で参拝者が、欅の木陰を利用して涼んだ」という一節があり、当時すでに大木だったことが分かります。

⑥白松|社務所中庭にある三葉の松

社務所の中庭には「白松」という珍しい松があります。葉が三葉で、幹に茶褐色と緑色の斑点があるのが特徴です。穂高出身の小平総治氏が昭和6年に中国・紫禁城から種子を持ち帰り、郷里の知人に配ったうち望月喜代美氏のものだけが発芽したという由来を持ち、昭和15年に同氏が神社へ献木しました。

穂高神社は宮中へ年に三回わさびを献上しており、昭和37年4月の天長の祝賀で献上した際にこの松の枝を下敷きとして添えたところ、陛下から「これは白松である」との御教示を賜ったと公式サイトは記しています。中庭にあるため、社務所に立ち寄ったときに探してみてください。

⑦嶺宮遙拝社|登らずに奥穂高岳の社を拝む

穂高神社は本宮・奥宮・嶺宮の三社から成り、嶺宮は北アルプスの主峰・奥穂高岳の山頂にあります。当然ながら登山でしか到達できませんが、境内には嶺宮の旧社殿を本宮へ遷して設けられた嶺宮遙拝社があり、ここを拝むことで嶺宮を参拝したことになると公式サイトが説明しています。平成28年の式年遷宮に際して設けられたものです。

後述するように、嶺宮の御朱印もこの遙拝社にお参りした人に頒布されます。境内の見どころとしてはあまり紹介されていませんが、穂高神社ならではの場所です。

⑧御船会館|長さ12mの御船と穂高人形

境内にある資料館で、例祭で曳き出される御船(山車)を、祭りの日でなくても見られるのがここです。大人船は長さ12m・高さ5.6m・幅2.8mという大きさで、船中には囃子衆が十数名乗れます。子供船は長さ8.4m・高さ4.3m。例祭当日は大人船2艘と子供船3艘が曳き出され、境内に入ったあと大人船2艘が「けんか」と呼ばれるぶつかり合いを行います。

ほかにも、神事に使う神饌を載せる鷺足膳(さぎあしぜん)——裏に元亀4年(1573年)と記されており400年以上前から使われていたことが分かる市指定文化財——や、鎌倉末期の作といわれる安摩二舞の古面、文明15年(1483年)から始まる式年遷宮の記録『三宮穗髙社御造宮定日記』、姫川産の翡翠の原石、江戸時代に奉納された百人一首絵馬(市指定有形民俗文化財)などが展示されています。神職や巫女が展示案内をしてくれるので、声をかけてみるとよいでしょう。

入館料は大人300円・中高生200円・小学生100円、開館時間は9時〜16時30分です。屋内施設なので、雨の日の行き先としても使えます。ほかの屋内スポットは雨の日に楽しめる安曇野の観光スポット12選にまとめました。

御朱印は6種類|初穂料と限定御朱印の時期

穂高神社の御朱印を「500円」の一言で片づけている紹介が多いのですが、公式サイトの授与品ページを見ると常時いただけるものだけで6種類あります。

種類初穂料受けられる場所
穗髙神社 本宮500円本宮 社務所
道祖神500円本宮 社務所
穂高霊社 限定500円本宮 社務所
月詣(毎月替わる)500円本宮 社務所
奥宮500円奥宮 社務所(上高地)
嶺宮1,000円本宮 社務所・奥宮 社務所
御朱印帳(刺繍・ビニールカバー付き)2,000円本宮 社務所

受付は毎日9時〜17時、場所は社務所です。境内は24時間参拝できますが、御朱印だけは社務所の時間内でないといただけません。

嶺宮の御朱印は登山しなくてもいただける

嶺宮の御朱印について、公式サイトは「奥穂高岳山頂にある、穗髙神社嶺宮、嶺宮遥拝所にお参りをされた方にお頒ちいたします」と記しています。つまり、境内の嶺宮遙拝社にお参りすれば、標高3,190mの奥穂高岳に登らなくても受けられます。初穂料は1,000円と他より高めですが、本宮の社務所で受けられます。

限定御朱印は年4回+毎月の月詣

公式サイトは限定御朱印の頒布時期を明記しています。

  • 正月……元旦から正月中
  • 奉射祭……3月17日
  • 例祭(御船祭)……9月26日・27日
  • 神竹灯……冬の期間
  • 月詣御朱印……毎月替わる

公式サイトには過去に頒布された御朱印を並べた御朱印ギャラリーのページもあり、月詣御朱印はおおむね前月の20日前後に翌月分が告知されています。特定のデザインを狙って行くなら、出発前にこのページを見ておくと空振りが減ります。

郵送は行っていない

公式サイトの授与品ページには「御朱印の郵送は行っておりません」と明記されています。後述するお守りは郵送に対応しているので、御朱印だけ扱いが違う点に注意してください。参拝しないと受けられません。

お札・お守りの種類と初穂料

お守りの種類も公式サイトで公開されています。授与時間は御朱印と同じく毎日9時〜17時、社務所・授与所です。

分類おもな授与品と初穂料
御札神社御札・家内安全・商売繁盛・道祖神札・健康長寿道祖神・竈神様神札 各1,000円/穗髙神社木札 小3,000円・中5,000円・大10,000円
交通安全まり付き交通安全守1,000円/交通安全守1,200円・800円/水引掛1,200円/肌守500円/ステッカー800円・大1,000円
学業・仕事ランドセル守1,000円/学業成就800円/合格守800円/仕事守800円
健康健康守800円/健康長寿道祖神守1,000円/足腰守800円/病気平癒守1,000円
その他ふくろう守・無事かえる守・旅行安全守・むすび守・金運守・錦袋守・八方除守り・必勝V守・厄除守・癒し守・力守 各800円/金剣守500円/安産守1,000円/開運水晶守1,500円

御祭神が海運・海上安全の神であることから交通安全のお守りが7種類と最も充実しているのが特徴です。車のお守りは後部に貼るよう案内されています。

参拝が難しい場合に備えて郵送による授与も受け付けており、送料は一律500円(熊手などの縁起物は別途)。ただし本来は参拝して直接受けるものとされています。

なお、古いお守りを納める納札所にはお寺のお守り・お札・縁起物は納められません。神社関係のもののみ受け付けると公式Q&Aに書かれています。安曇野は東光寺や満願寺などお寺も一緒に回る旅程になりやすいので、まとめて持参する場合は注意してください。

アクセス|電車・車・駐車場

電車|穂高駅から約250m

JR大糸線の穂高駅から神社までは直線でおよそ250m、駅の南東側にあたります。徒歩時間は紹介する媒体によって3分から7分まで幅がありますが、実際の距離からすると3〜5分程度と見ておけば十分です。駅前から表参道の大門通りに入ればまっすぐ着きます。

安曇野の観光スポットは駅から離れた場所が多いなかで、穂高神社は数少ない「駅から歩ける」目的地です。駅前には観光協会の安曇野市観光情報センターもあります。車を使わない旅程の組み方は車なしで巡る安曇野観光モデルコースにまとめました。

車|長野道 安曇野ICから約7km

長野自動車道の安曇野ICから県道310号経由でおよそ7km、10分前後です。穂高神社公式サイトのアクセスページは電車・車の案内がすべて画像で作られており、テキストとして読み取れません。カーナビには住所(安曇野市穂高6079)か電話番号(0263-82-2003)を入れるのが確実です。

駐車場|北神苑と南神苑にあるが、条件がある

参拝者用の駐車場は北神苑と南神苑にあります。ただし、公式サイトは駐車台数も料金も公表していません。「無料・○○台」と書いている紹介記事はありますが、出典は口コミであることが多く、公式の情報ではありません。

公式サイトが2026年2月23日付で出しているお知らせには、次のように書かれています。

  • 駐車場は参拝・ご祈祷の人のために用意されたもの
  • 参拝・ご祈祷以外の目的での長時間の駐車は固く断る
  • 駐車場内での盗難・事故について神社は責任を負わない

つまり、神社に駐めて周辺を長時間観光する使い方は想定されていません。穂高駅周辺を歩いて回りたい場合は、市営の有料駐車場など別の場所を使うことになります。ゴールデンウィークや例祭など混雑期は、安曇野市が周辺駐車場の混雑を告知することもあります。

トイレ・おむつ交換・ペット

  • トイレ……北神苑駐車場と南神苑に参拝者用がある
  • おむつ交換台……祈祷者待合室の中にある。授乳スペースは設けられていない
  • ペット……同伴可。リードを短く持つ、境内でフンをさせない(した場合は持ち帰る)、石造物や樹木に尿をさせない、といった条件が公式に示されている
  • 撮影……ご祈祷中は不可。開始前と終了後に境内で撮影する。ドローンの飛行・撮影は禁止

授乳スペースがない点は、小さな子ども連れだと事前に知っておきたいところです。安曇野の子連れ向けスポットの設備は安曇野の子連れ観光スポット11選で比較しています。

本宮・奥宮・嶺宮|3つの穂高神社の違い

「穂高神社に行った」と書かれているページの多くは本宮のことですが、穂高神社は三社で構成されており、場所も運営条件もまったく違います

本宮奥宮嶺宮
所在地安曇野市穂高6079松本市安曇上高地(明神池畔)奥穂高岳 山頂(標高3,190m)
行き方穂高駅から徒歩3〜5分河童橋から梓川沿いに約3.5km登山
期間通年4月17日〜11月15日登山シーズンのみ
拝観料案内なし大人500円・小学生200円
電話0263-82-20030263-95-2430(冬期は本宮へ)

奥宮がある上高地は、本来「神垣内」の字をあてたとされ、穂高見命が神域とした土地という由来を持ちます。明神池は明神岳の伏流水をたたえた池で、拝観時間は6時から日没まで。日帰りの安曇野観光からそのまま足を延ばせる距離ではないので、別日程で考えるのが現実的です

嶺宮は穂高見命が初めて地上に降り立った場所とされ、奥穂高岳の山頂に祠が祀られています。前述のとおり、参拝の代わりになる嶺宮遙拝社が本宮の境内にあります。

年間行事|祭りの日に当たると見え方が変わる

御船祭(例祭)|9月26日・27日

穂高神社でもっとも知られた祭りです。27日には船型の山車に穂高人形を飾った大小5艘のお船が、笛や太鼓の囃子にのって氏子衆によって曳き入れられ、神前を曳き廻るうちに激しくぶつかり合います。海のない信州でこうした船を奉納する祭りは安曇野周辺だけで、海洋民族だった安曇族の面影を伝えるものとされています。

お船は毎年新しい木で組み立てられ、男腹(おばら)・女腹(めばら)には着物が何十枚も掛けられます。掛けた着物の持ち主は一年間健康で過ごせるという信仰も残っています。祭りの日に行けなくても、御船会館で実物を見られます。

奉射祭|3月17日

安曇野に春の訪れを告げる特殊神事で、安曇野市の無形民俗文化財に指定されています。神楽殿前につるす大的は直径5尺2寸(約1.6m)の円形で、檜またはさわらを薄板割にして網代に組み、裏の中央には白紙に「甲・乙・ム(甲乙なしと読む)」の3字による組み文字が記されます。境内では奉祝の県下弓大会も催されます。明治4年までは1月17日に行われていましたが、新暦になって3月17日になりました。

明神池 お船祭り|10月8日

上高地の奥宮で行われる例大祭です。本宮の御船祭とは別の日程なので、混同しないよう注意してください。

毎月の行事

  • おついたち参り……毎月1日 午前8時15分〜30分(1月を除く)。神職とともに大祓詞を唱え、神道講話を聞く。参列自由・予約不要・無料
  • 月次祭……毎月27日。例祭日にちなむ
  • 節分祭・竈神祭……2月3日午後4時。装束を着けての福豆撒きは参加費5,000円、2月1日必着で申し込みが必要

おついたち参りは無料で予約もいらないので、1日の朝に安曇野にいるなら組み込みやすい行事です。

式年遷宮|次の大遷宮祭は令和11年

穂高神社は本殿三殿のうち一殿を20年ごとに造り替える式年大遷宮祭を500年以上前から続けています(市無形民俗文化財)。最古の造営記録は『三宮穗髙社御造宮定日記』にある文明15年(1483年)の記述です。20年の間に2度、本殿を修理・清浄にする小遷宮祭も行われます。次回の大遷宮祭は令和11年で、奉祝期間中は「日本一の人形絵巻」と呼ばれる人形飾り物が境内に並びます。

ご祈祷を受けたい場合

  • 予約は不要。受付時間内に行けば受付順で執り行われる
  • 所要は30分ほど。前の祈祷が始まっていると待つので、余裕をもって行く
  • 服装はスーツや略礼服など、神前にふさわしいものが望ましい。用意できなくても祈祷は受けられると公式が明記している
  • 帽子・サングラスは外す
  • のし袋が用意できない場合も問題ない
  • 地鎮祭などの出張祈願にも対応。7日前までに電話で申し込む

「服装やのし袋がご用意できない場合があると思われます。そのような場合でも御祈祷は受けられますので安心してお参り下さい」と公式Q&Aにあるので、旅先で急に思い立った場合でも受けられます。

所要時間と、周辺の回り方

  • 参拝と御朱印だけ……20〜30分
  • 境内の見どころをひと通り……40分前後
  • 御船会館まで入る……1時間〜1時間30分

穂高駅から歩ける立地なので、安曇野観光の起点にしやすい場所です。駅前でレンタサイクルを借りれば、大王わさび農場や碌山美術館の方面へそのまま流れられます。自転車の料金比較とルートは穂高駅からレンタサイクルで巡る安曇野観光コースに、半日・1日の組み立ては安曇野を半日で巡るモデルコース安曇野の日帰り観光モデルコースにまとめています。

徒歩だけでも、碌山美術館(約600m)、井口喜源治記念館(約300m)、東光寺(約800m)、塩の道の旧街道と、10分圏内に見どころが並んでいます。距離順の一覧と休館日の重なり方は穂高神社周辺の観光スポット11選にまとめました。

穂高神社から自転車で20分ほどの大王わさび農場の敷地内には、大王神社という別の神社があります。こちらは安曇野に伝わる八面大王の伝説にちなんで祀られたもので、穂高神社のような古社とは成り立ちがまったく違います。伝承ゆかりの地をたどるなら八面大王ゆかりの史跡8選もあわせてどうぞ。

定番スポットを幅広く知りたい場合は安曇野観光のおすすめスポット13選を、混雑を避けたい場合は安曇野の穴場観光スポット12選を参考にしてください。

よくある質問

穂高神社の入場料はいくらですか?

境内の参拝について、公式サイトに料金の案内はありません。有料なのは境内の資料館御船会館(大人300円・中高生200円・小学生100円)と、上高地にある奥宮・明神池(大人500円・小学生200円)の2か所です。本宮の参拝と御朱印の受付だけなら、拝観料はかかりません。

穂高神社の御朱印はいくらですか?

本宮・道祖神・穂高霊社・月詣・奥宮はいずれも500円嶺宮のみ1,000円です。御朱印帳は2,000円。受付は毎日9時〜17時、場所は社務所です。

御朱印は直書きしてもらえますか?

直書きか書き置きかについて、公式サイトには記載がありません。限定御朱印や月詣御朱印は箔押しなど意匠を凝らしたものが頒布されており、種類によって扱いが異なる可能性があります。御朱印帳への直書きを希望する場合は、社務所で確認してください。なお郵送は行っていないと明記されています。

穂高神社の駐車場はありますか?料金は?

北神苑・南神苑に参拝者用の駐車場があります。ただし公式サイトは台数も料金も公表していません。公式のお知らせでは、参拝・ご祈祷の人のための駐車場であり、それ以外の目的での長時間駐車は固く断ると案内されています。神社に駐めたまま周辺を長く観光する使い方はできないと考えてください。

穂高神社は何の神様を祀っていますか?ご利益は?

主祭神は穂高見命で、海神族の祖神とされます。ほかに綿津見命・瓊瓊杵命・天照大御神・安曇連比羅夫命・信濃中将の計6座が祀られています。海運・海上安全の神であったことから、現在は交通安全の神として信仰され、日本アルプスの総鎮守、産業発展の守り神ともされます。近年は初宮詣・厄除・八方除の祈願も多く、境内の健康長寿道祖神では健康長寿・夫婦円満・縁結びの御利益があるとされています。

お守りにはどんな種類がありますか?

交通安全が7種類ともっとも多く、ほかに学業成就・合格・仕事、健康・足腰・病気平癒、安産、金運、厄除、八方除、旅行安全などがあります。初穂料は800円〜1,500円が中心です。御札は1,000円、木札は3,000円〜10,000円。お守りは郵送での授与にも対応しており、送料は一律500円です。

御船会館の所要時間はどのくらいですか?

展示は御船祭展示場・常設展示室・道祖神展示場・2階特別展示場に分かれており、ひと通り見て30分前後が目安です。神職や巫女が案内をしてくれるので、説明を聞くともう少しかかります。開館は9時〜16時30分で、社務所より30分早く閉まる点に注意してください。

奥宮と本宮はまとめて回れますか?

同じ日にまとめて回るのは現実的ではありません。奥宮は松本市の上高地にあり、河童橋から梓川沿いに約3.5km歩く必要があります。拝観期間も4月17日〜11月15日に限られます。本宮は安曇野観光、奥宮は上高地観光として別日程で組むのが自然です。ただし嶺宮の御朱印は本宮でも受けられます。

まとめ

穂高神社は、駅から歩ける距離にありながら、御祭神・御神木・祭り・資料館とひと通りそろっている神社です。訪れる前に押さえておきたいのは、社務所の受付が17時で終わること御朱印は6種類あり嶺宮のぶんも境内で受けられること駐車場は参拝者用で長時間駐車には使えないことの3点です。

境内だけなら30分ほどで回れるので、安曇野をめぐる一日の最初か最後に組み込みやすい場所でもあります。ほかの社寺もあわせて回るなら安曇野の神社・パワースポットめぐり10選を、安曇野全体の計画を立てるなら安曇野観光のおすすめスポット13選を参考にしてください。

このページの情報は2026年8月時点で、穂高神社公式サイト・上高地公式サイト・安曇野市観光協会の掲載内容から確認したものです。受付時間や初穂料は変わることがあるため、出発前に公式サイトでご確認ください。

コメント

“穂高神社の見どころ|御朱印6種類・参拝時間・アクセスと駐車場” への9件のフィードバック

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