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八面大王に関連する史跡と碑文の調査報告

以下に、八面大王に関連する史跡・碑文について、スポットごとに見出し形式で整理した調査レポートを記載します。

住所・由来・碑文や伝承の要点を中心に構成し、各項目末尾に参考URLを記載しています。


犀宮社(さいみやしゃ)

住所: 長野県安曇野市明科中川手塔原1144-1

犀川河原の「あらかみ嶋」や「御法田」で八面大王が祀られていたが、現在はそれに代わる祠が犀宮社(三社大明神)の境内に合祀されている。由緒書きや説明碑は特に見当たらないが、伝承上、当地には八面大王の霊を祀る信仰が息づいている。

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大王わさび農場(大王神社)

住所: 長野県安曇野市穂高3640

農場の名前は八面大王の胴体が葬られた「大王塚」に由来し、その地に建立されたのが「大王神社」である。坂上田村麻呂に討たれた大王の復活を恐れた朝廷軍が体をバラバラにして各所に葬った伝承の中心的な場所とされる。園内の案内板には「安曇野の人々を守った勇士」としての八面大王の姿が記されている。

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大塚神社(耳塚)

住所: 長野県安曇野市穂高有明(耳塚周辺)

八面大王の「耳」を埋めたとされる塚があり、小さな社が田畑の中に残る。伝承では、大王の耳は鬼の手下とともに削ぎ落とされ、この地に葬られたとされる。耳の神様として信仰され、耳の病に効く神社としても知られるが、現地に碑文は確認されていない。

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立足諏訪神社

住所: 長野県安曇野市穂高有明7564

八面大王の「足」が埋葬されたとされる地で、神社名と地名「立足」はこの伝承に由来する。坂上田村麻呂が討伐後に四肢を分散して埋めたという説の一部。境内に顕著な碑文は見られないが、毎年例祭が行われており、地域信仰の対象となっている。

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矢矧三宝大荒神社(やはぎさんぽうだいこうじんじゃ)

住所: 長野県安曇野市穂高有明(矢村付近)

八面大王討伐において、矢村の弥助が十三節の山鳥の尾羽から矢を作ったとされ、その伝承が社の由来となっている。伝説では、助けた山鳥が娘「秋乃」となって恩返しし、八面大王を討つ力を弥助に与えた。社頭にはこの伝説が書かれた由来案内板が設置されている。

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八面大王足湯

住所: 長野県安曇野市穂高有明7750-1

穂高温泉郷にある無料の足湯施設で、八面大王をモチーフにした八つの鬼面モニュメントが中央に設置されている。案内板には「八面大王は安曇野の伝説の主人公であり、正義の支配者とする説もある」と紹介され、伝承とともに地域の観光資源として整備されている。

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筑摩神社(筑摩八幡宮)

住所: 長野県松本市筑摩2-6-1

八面大王の「首」が葬られたと伝わる神社で、首塚の伝承がある。坂上田村麻呂の軍が胴体とは別に首を遠方へ運び、当地に埋葬したとされる。社殿には安曇族の象徴である「鵜(う)」が意匠として刻まれているとの説もあり、古くから地域に伝わる伝承が今も残る。

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魏石鬼窟(ぎしきのいわや)

住所: 長野県安曇野市穂高有明(大王わさび農場付近)

有明山麓にある横穴式石室古墳で、八面大王が討伐前に立て籠もっていた「大王の岩屋」として伝えられている。現在は安曇野市指定史跡であり、7世紀の築造と推定される古墳で、海洋系民族である安曇族の墓とされる説もある。案内板には伝説と考古学的解説が記されている。

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